LINKi

MT-LINKiは、イーサネットを利用して工場内の機器をグループ化することで、稼働状態を見える化する工場稼働管理ソフトウェアです。ここでは、特徴や導入事例を紹介。工場などの業務効率化を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

LINKiの特徴

測位方法と利用シーン

  • 測位方法:イーサネット
  • 利用シーン:工場

ビーコン方式による
屋内位置測位の仕組みを見る

複数の設備をラインのようにまとめることで全体監視が可能

MT-LINKiでは、全体監視や設備監視、信号監視が可能です。全体監視では、工場のフロア図に機器のアイコンを配置して工場全体の稼働状態を可視化します。

設備監視では、個別機器やグループごとの稼働状態やアラームを表示さ信号監視では、信号状態をリアルタイム表示し、信号変化データ履歴をグラフ表示します。

OPCUA通信のサポートによって他社製品の接続を実現

OPCUA通信とMTConnect通信をサポートしています。ファナック製のCNCやロボットコントローラ以外の他社製品でも、OPCUA通信やMTConnect通信に対応していることで、稼働状態データの収集が可能

また、イーサネットインタフェースのない既設機器や他社製機器でも、イーサネットI/Oコンバータを利用することで接続できます。

LINKiの導入事例

トラブルの即時対応と稼働情報収集の一括化を実現

試作品製作を行う株式会社TMCでは、従業員が工作機械稼働中に他のフロアで設計作業を行っていました。そのため、トラブルの発生に気づくのが遅れてしまう時間ロスが発生。

MT-LINKiを導入後、稼働状況を見える化しました。トラブルの即時対応と、一括での稼働情報収集を実現。日程管理システムと連携することで、日報作成工数も削減できました。

※参照元:公益財団法人埼玉県産業振興公社HP[PDF](https://www.saitama-j.or.jp/wp-content/uploads/2019/09/iot-katsuyo.pdf)

設備停止時間を把握し稼働率が向上した

金属工作機械メーカーでは、MT-LINKiを導入したことで設備稼働データを見える化しました。工場内を毎日見回っても気づかなかった設備停止時間を改善したことで、設備稼働率が向上。

また、オペレーターで属人化しがちな工程における、非稼働時間削減も実現できました。

※参照元:株式会社シーイーシー公式HP(https://vrr.cec-ltd.co.jp/solution/fasi/mtlinki/)

ロボット導入効果を可視化して自動化推進

輸送用機械メーカーでは、設備の加工時間やロボット稼働時間を把握するためにMT-LINKiを導入。ロボットの導入効果を可視化し、自動化を推進しています。

※参照元:株式会社シーイーシー公式HP(https://vrr.cec-ltd.co.jp/solution/fasi/mtlinki/)

工数削減とヒューマンエラー防止を実現

機械工具メーカーでは、MT-LINKiを導入して測定の自動化をしました。今までは機上測定の結果をエクセル入力していたため、無駄な工数がかかり、入力ミスも発生。導入したことで、工数削減とヒューマンエラー防止を実現しました。

※参照元:株式会社シーイーシー公式HP(https://vrr.cec-ltd.co.jp/solution/fasi/mtlinki/)

LINKiの費用

公式HPに記載がありませんでした。

LINKiの企業情報

企業名 ファナック株式会社
所在地 山梨県南都留郡忍野村忍草3580
電話番号 0555-84-5555
メールアドレス 要問合せ
公式HP https://www.fanuc.co.jp/index.html
屋内位置情報サービスを活用する
主なシーン必要な機能

屋内で人や物の位置を計測できる屋内位置情報サービスは、オフィスや工場、倉庫、施設、病院、地下街、商業施設など利用シーンは様々。ここでは代表的なシーンとして、オフィス、工場、公共機関や大型商業施設での必要な機能を紹介します。

オフィスでの
フリーアドレスなら
【Beacapp Here】

引用元:公式HP
https://jp.beacapp-here.com/

特徴

①導入No.1かつユーザー数No.1
②オフィスにビーコンを設置するだけで、スマホで簡単に利用

工場での
生産性向上なら
【Ubisense】

引用元:公式HP
https://ubisense.jp/

特徴

①3D位置の追跡
②センチメートルレベルの精度の高さ

公共機関や大型商業施設での
防災対策なら
【B Catch Now】

引用元:公式HP
https://www.nittan.com/houjin/bcatchnow/index.html

特徴

①火災状況の把握
②SOSボタンにより緊急連絡先の表示

※選定条件:
2022年4月1日時点のGoogleで「屋内位置情報サービス」および「位置情報サービス」で検索して表示された屋内の位置情報を提供するサービスを調査。

  • Beacapp Here…空きスペース検索、ホテリング機能(ともにオプション)があり、オフィス屋内位置情報サービスでのユーザー数No.1(※)の会社。
    ※参照元:Beacapp Here公式HP(https://jp.beacapp-here.com/)2018年12月~2021年11月時点での累積数
  • Ubisense…さらに自社開発または海外製ツールの専属販売代理店契約を結んでいる26の屋内位置情報サービスの中から、15cmまでの精密な位置測位が可能であり、1秒あたり数千回の位置更新を行う高リアルタイム計測が可能な会社。
  • B Catch Now…さらに自社開発または海外製ツールの専属販売代理店契約を結んでいる26の屋内位置情報サービスの中から、火災の発生源を特定でき、逃げ遅れた人の所在を表示することができる会社。