MetCom

MetCom株式会社が提供する3D測位サービス・MetCom屋内位置情報サービスは、これまで屋外でしか利用できなかった位置情報サービスの利用を、屋内や地下でも可能にしたサービスです。

ここではMetCom屋内位置情報サービスのサービスの特徴、測位方法や導入事例などを紹介していきます。

MetCom屋内位置情報サービスの特徴

従来の屋内測定技術とMBSの融合

MetCom屋内位置情報サービスは、従来の屋内測定技術にMBS(Metropolitan Beacon System)を組み合わせたサービス。MBSは大都市圏全体に位置情報サービスを提供するために設計された三次元位置情報とタイミングを提供するための技術です。

GPSの10倍の電波の強さ

従来位置測位に使われてきたGPSは、上空の衛星から信号を送信するため、屋内や地下まで電波が届かず、屋内・地下で正確な位置情報を把握することはできませんでした。MBSを採用しているMetCom屋内位置情報サービスは、地上から信号を送信するためGPSよりも10倍強い電波で、屋内や地下にも浸透します。

垂直測位が可能に

MetCom屋内位置情報サービスは、スマートフォン内蔵の気圧センサー情報と近くにある基準点気圧情報をネットワーク経由で比較・分析することで、リアルタイムな測定を可能にし、建物のどこのフロアにいるかを特定できます。

測位方法と利用シーン

  • 測位方法:MBS
  • 利用シーン:建物内における人や物の位置管理・建物内からの緊急通報時の位置通知・火災の避難誘導・屋内でのナビゲーション

屋内や地下での位置情報が高精度でわかるようになる

建物内にいるときや、地下鉄を利用する時など、地図を見ても位置情報が正しくなくて困ってしまった経験がある人は多いのではないでしょうか。大都市では地下街が無数にありますが、地下で緊急事態が起きたり、火災が起きたりした場合、位置情報が正確に見られないのは大きな問題になります。MetCom屋内位置情報サービスなら、屋内や地下でも高精度で位置情報がわかるので、万一の際にもスムーズに位置情報が伝達できます。

ビーコン方式による
屋内位置測位の仕組みを見る

MetCom屋内位置情報サービスの導入事例

都心部での垂直測位パイロットサービス

2021年9月から、東京都心の一部のエリア(山手線の南側半分とその周辺エリア)を対象に、高精度な垂直測位パイロットサービスを開始しています。垂直測位パイロットサービス用のSDKを組み込めば、アプリでも垂直測位機能の組み込みが可能です。

この導入に際し、京セラコミュニケーションシステム株式会社やソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社の契約施設に、ネットワーク構築を設置。セコム株式会社との提携により、セキュリティーサービスでの屋内測位情報の活用も検討されています。

MetCom屋内位置情報サービスの費用

※公式HPに記載がありませんでした。

MetCom屋内位置情報サービスの企業情報

企業名 MetCom株式会社
所在地 東京都港区南青山
電話番号 要問い合わせ
メールアドレス info@metcom.jp
公式HP https://metcom.jp/
屋内位置情報サービスを活用する
主なシーン必要な機能

屋内で人や物の位置を計測できる屋内位置情報サービスは、オフィスや工場、倉庫、施設、病院、地下街、商業施設など利用シーンは様々。ここでは代表的なシーンとして、オフィス、工場、公共機関や大型商業施設での必要な機能を紹介します。

オフィスでの
フリーアドレスなら
【Beacapp Here】

引用元:公式HP
https://jp.beacapp-here.com/

特徴

①導入No.1かつユーザー数No.1
②オフィスにビーコンを設置するだけで、スマホで簡単に利用

工場での
生産性向上なら
【Ubisense】

引用元:公式HP
https://ubisense.jp/

特徴

①3D位置の追跡
②センチメートルレベルの精度の高さ

公共機関や大型商業施設での
防災対策なら
【B Catch Now】

引用元:公式HP
https://www.nittan.com/houjin/bcatchnow/index.html

特徴

①火災状況の把握
②SOSボタンにより緊急連絡先の表示