ArcGIS IPS
Esriジャパンが提供する位置情報サービス「ArcGIS IPS」は、目的地までのナビゲーションや作業員の業務効率化、施設の保守管理など、様々なシーンで利用できます。
専用のアプリケーションによりスマートフォンで位置情報を確認できるので、ナビに従ってシームレスに移動できるのが特徴です。
ここでは「ArcGIS IPS」のサービスの特徴や導入事例などについて分かりやすく説明しています。
ArcGIS IPSの特徴
測位方法と利用シーン
- 測位方法:BLEビーコン
- 利用シーン:目的地までのナビゲーションや作業員の業務効率化、施設の保守管理
ビーコン方式による
屋内位置測位の仕組みを見る
視認性の高いナビゲートで対象までスムーズに移動
ArcGIS IPSでは、BLEビーコンの採用とカスタムビルドアプリの有効化により屋内測位を実現しています。
ビーコンは既存・新規のどちらでも利用でき、開発会社に依存しないのがポイントです。
スマートフォンを利用して位置情報を取得でき、非効率性の高い業務の発見や社員管理の適正化などを気軽に行えます。
自分を含む対象となるユーザーを青いドットで表示する視認性の高さも特徴的。ナビゲート利用時に、その青いドットが屋内マップ上に表示されるので、目的地まで迷わず進めます。
また業務効率化を図るために、屋内位置データを収集して解析するのも有効です。
フリーアドレス制のオフィスでは、使用中のデスクが密集していると、感染症のリスクが高まります。そこで、位置データからどこに社員が集中しているかを読み取ることで、密接を避けた利用が可能になるでしょう。
豊富な活用法で企業の課題解決に取り組める
ArcGIS IPSの基本となる活用法は以下のとおりです。
- 屋内ナビゲーション・・・現在地を青いドットで表示し、対象までの経路をリアルタイムで案内します。周囲に何があるかも分かるので、目的の場所・人・資産に向かってスムーズに移動可能です
- 屋内位置情報の共有・・・ライブ位置を他のユーザーと共有することで、建物内に在籍しているかが一目瞭然です。そのため、現時点で会議をできるかどうかの確認に役立ちます。
- 屋内位置のトラッキング・・・作業員の通った経路から動線の改善を図れます。建物内のどこにいるのかを瞬時に把握できるので、安全性の確保や作業員の業務効率化に期待できます。
- 位置ベースのデータのキャプチャ・・・スタッフが収集した屋内データに位置情報を付加可能。自動で記録されるので、余計な手間をかけずに施設を管理できます。
- 屋内解析・・・ヒートマップで入室者・訪問者の位置を表示。人流が集中している場所などを解析して、作業プロセスの改善やスペースの有効活用に役立てられます。
ArcGIS IPSの導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
ArcGIS IPSの費用
公式HPに記載がありませんでした。
ArcGIS IPSの企業情報
企業名 |
ESRIジャパン株式会社 |
所在地 |
東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル5F |
電話番号 |
03-3222-3941 |
メールアドレス |
要問合せ |
公式HP |
https://www.esrij.com/ |
オフィス向け屋内位置
情報サービス3選
オフィスにおけるニーズ別に3つのサービスをピックアプして紹介しています。
フリーアドレス・テレワーク管理
働いている場所と座席を管理し
費用を抑えて導入したい
Beacapp Here
画像引用元:株式会社ビーキャップ公式HP(https://jp.beacapp-here.com/)
特徴
- 携帯アプリでメンバーの場所を把握しやすく、スペース利用時もリアルタイムで位置確認可能。
- 所在地把握・スペース予約機能のみに絞られているため、費用を抑えやすい。
施設利用分析
オフィスがどう使われているか
施設利用の分析したい
EXOffice
画像引用元:EXOffice公式HP(https://exoffice.where123.jp//)
特徴
- 従業員同士の接触・交流など、拠点や組織別に数千人規模のデータを取り扱うことが可能。
- エリア別滞在時間の自動分析によりオフィスの利用状況を把握し、レイアウト変更にも活かせる。
業務効率化
社員の生産性・集中力などの
データを管理
GISTA
画像引用元:GISTA公式HP(https://geocreates.net/gista-lp/)
特徴
- 専用アプリで時間別のタスク集中度グラフを確認でき、いつ休憩を取るのが最も良いかなど、社員の生産性向上に活用できる。
- 集中度・生産性のデータを前日や前月と比較でき、フリーアドレスのどの席が自分に合っているかが分かる。